Google の選挙プロジェクトの使われ方。

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Google が展開する選挙プロジェクト「Google 未来を選ぼう2009」の衆院選スケジュールを明らかにした。

おおまかなマイルストーンは以下のとおり。

  • 7月28日:18時に質問の投稿・質問への投票を締切
  • 7月30日:投票数より 5つの質問を選出し発表
        :議員側からの回答動画の受付を開始
  • 8月15日:24時に回答動画の受付を終了
  • 8月17日:選挙情報サイト「未来を選ぼう衆院選2009」公開

先のアメリカ大統領選挙然り、今回の衆院選もウェブを利用したキャンペーンが少なからず得票に影響を及ぼすのは間違いないだろう。
Blog や Twitter に至っては、「Twitter議員」というコトバが wikipedia に載るほどに政界にも浸透している。

その状況での、今回の Google によるキャンペーン。新聞に15段ぶち抜きの広告まで展開するほどのチカラの入れようだ。

日本の議員(のブレーン?)は、どんな使い方を出してくるのだろうか?
漢字の読み間違いや女性問題のような、醜いネガティブキャンペーンの応酬にならないことを願うばかりだ。

なぜデザインなのか。

「なぜデザインなのか。」を読みました。
原研哉さん、阿部雅世さんのデザインをテーマにした対談をまとめたものです。

「デザインをテーマに」と書いたものの、単にビジュアル的な造形についての対談ではなく、「デザインを学ぶことはどういうことか?」「デザインが生活とどう結びつくのか?」「デザインとどう関わるか?」といったことを、お二人の考え方をさらりとお話されている内容です。

デザインというと、どうしても造形の美しさにばかり注視してしまうような素人の私ですが、この書籍を読んでデザインに対する意識は少なからず変わったと思います。また、デザイナではないにしろ制作に携わるものとして、何かを作り出す際の関わり方の心得のようなものを、いま一度改めさせられました。
 
 
本当にたくさんのすてきな言葉がありましたが、いくつかを抜粋します。

コミュニケーションの仕事は「わかった」の先にある何かを芽生えさせること

一方でコミュニケーションの仕事は、先ほど言ったとおり「わからせる」ことが目標ではないんです。投げられた情報をキャッチして「わかった」で終わらせない。どきどきさせたり、ときめかせたり、新しい探究心を生んだり、そこに行ってみようと思わせたり、ともかく忘れられなくさせる。要は「そのこと」を考え続けてしまうような状況をつくること、受け手の脳をさらに活発に運動させていくことが重要なんです。

「なんとなく素敵」ではメッセージにならない

何もしていないように見えて、実は緻密に制御されている。猫の毛なんかでも、なんでもなく生えているようでも、ぜんぶの毛が一定の方向をきちんと向いている。 – (中略) – 木の葉は一枚一枚がすべて太陽の光を少しでも効率よく受けようと、意思を持って隙間なく生い茂っているから、樹として美しい。

あの人にも写真を届けよう picwing。

撮った写真をメールで送ると、指定した住所に現像した写真を郵送するサービス 「picwing」。

「やっぱり写真は現像してアルバムに」、「おじいちゃんとおばあちゃんに孫の成長を写真で」という人は少なくないはず。
そんな人には、フィルム写真と比較してデジカメだとどうかといった点は別にして、その手軽さは素敵だ。
金額も、海外なので別途輸送費がかかるが、1枚当たり $0.20 だから、コンビニでデジカメプリントするのと大差ない。

これは写真をプリントするサービスだけれど、動画をメディアに焼いてラベリングまでして届けるのはムリだろうか。

例えば、結婚式。先日出席した式でも、iPhone で動画を撮ってるゲストがいた。
結婚式は顕著な例だが、写メやケータイムービーで他人を撮るのは、場の雰囲気だったりノリだったりすることが多いと思う。
そういう場合(私の場合)、消すに消せないデータが結構バカにならないぐらい溜まってしまう。データをあげる、というのが一番スマートな解決方法ではあるが、その「場」から遠ざかるほど、また時間が過ぎるほど、データへの熱量の冷え方も大きい。

これに対して、もし写真も動画も郵送してくれるなら、あまり深く考えずにデータを投げることができる。
YouTube やニコ動のセレクション DVD なんていうのも作れたらいいなぁ。

Ext JS 勉強会 (7月) に行ってきたよ。

Adobe 依存なカラダになってはや4年。
前職を退いて、JavaScript や CSS、PHP や Rails 辺りの情報が全然溜まっていないことを痛感しています。

そんなわけで、何かと便利でおもしろい ExtJS の勉強会に参加してきました。

以下、概要と雑感。

Ext JS 実践開発ガイド

コンポーネントに対するローカライズに関してのお話でした。
まだ開発途上にあるらしく、現状は各ロケールファイルをロードするというもの。今後の課題として、ロケールの一括ロードによる通信の簡略化などが挙っていました。

また、Ext.ux パッケージへのコミットのススメ。
デベロッパが積極的なコミッタになることは、言語に依らずどの世界でも共通ですね。

Ext JS で 2ch 専ブラを作ってみたよ

ほぼ 2ch を見ないので正直なんともなネタではありましたが、フル Ext JS で作られたアプリを見たのは初めてだったので、今の JS スゴいなと単純に感激しました。Twitter ビューワあたりも自分色に作れそうです。

Ext JS で柔軟に開発を進める ABC

スピーカーの野村さんの会社での事例を元に、Ext JS をプロジェクトに採用することのメリットとプロジェクトを進めるに当たってのキモのお話でした。

メリットとしては、MVC の完全分離による分業の確立
プログラマ(ロジック:Model/Controller) と UI デザイナ(View) による開発体制でワイヤーフレームの作成から実装、単体テストまでの責任の所在を明確にできる、ということでした。

が、UI デザイナも Vi でゴリゴリコーディングしているらしいです…。これは Flash も然りですが、ロジックの組み込みと UI の作り込みの中間的なポジションがグレーで悩ましいところです。野村さんは良い意味で「どっちつかず」な人材という言い方をされていましたが、自分自身が割とピンポイントなポジションにいて、アイデンティティに悩んでいるので聞いていて若干複雑でした。

Ext JS フォーラムに参加して間もない状態での勉強会参加ということでしたが、興味を持つには十分な内容の2時間でした。
Ext JS の UI ビルダー的なアプリケーションがこなれてきたら、Ext JS なアプリやコンテンツを目にする機会もどんどん増えていきそうですね。

購買意欲をそそるTシャツ販売サイト Tee Fury。

TeeFury

おもしろい EC サイトが紹介されていた。

via: 一期一会的なデザインTシャツ販売サイト『TEE FURY』

紹介文のとおり、まさしく一期一会。1日1デザインのTシャツを紹介し販売するサイトだ。
いわゆる「限定モノ」としてデザインTシャツを販売するサイトなのだが、1日1デザインという「時間」での区切り方が何とも絶妙に購買意欲をそそる。
また、販売終了となったデザインもしっかりとアーカイブされていて、今回は逃さず買おうという衝動買いに近い気持ちを煽る。

オリジナルデザインのTシャツ販売サイトというと、国内でも幾つかあるが、よく見かける EC サイトと差がないのが現状だ。低価格商品が増え、大衆の購買意欲が落ち込む今、何らかの差別化がないと、短い商品サイクルで多様なデザイナとコラボレーションを始めているユニクロや、価格を落として且つデザイン向上を図る西友やしまむらなどの量販店へのアドバンテージをとることはできない。

そんな中、デザイン性の判断(気に入るか/気に入らないか)に、”購入スイッチの制限時間” が加わることで、購入へのテンションを上げる、というアプローチはおもしろい。