憧れのアノ人に逢える!ということで、FITC がジャパンに来ます。トキオに来ます。汐留です。
言うまでもなく 期待大 です。
早い内に申し込んでおくとちょっとおサイフにも優しい感じなので、みんな申し込むんじゃえば良いと思う。
APMT のサブセッションである Spark Project 勉強会 に行ってきました。
題して 「Tween 大喜利」 ということで、Tween な大物の方々をスピーカーに招いて、彼らの Tween ぶりを聞かせてもらいました。スピーカーは、doke さん、fladdict さん、nutsu さん、そして進行の yossy さん。そうそうたるメンバーですね。
ライトニングトークの内容はこんな感じ。(注:下記タイトルは私が勝手に付けたものです)
BetweenAS3 の「かゆいところに手が届く」感のスゴさは言うまでもないわけですが、パフォーマンスもスゴいんですよ、というお話。TweenMax、Tweensy、Tweener、GTween と比較(2万個パーティクルをウネウネさす)したところ、圧倒的なベストパフォーマンスを実現してました。
また、従来の Tween ライブラリと異なり、Tween のハンドラ(complete とか)が要らない書き方なんかもありますよ、と。
ということで、BetweenAS3 がこれからのデファクトスタンダードになるのかしら。
前述 BetweenAS3 のコアな使い方のお話。座標やスケールなど Tween 値以外のプロパティを Tween したい場合は、Updater をカスタムしたら良いじゃない、というお話。
詳しくは、デモなんかもあがっているので nutsu さんのブログを参照。
制作現場、お客様とのミーティングでは、確かに擬音が良く発せられます。Flash な人は、擬音から動きを察して作り上げる不思議なチカラを磨く必要があるわけで、doke さんは、それを見える化しちゃおうよ、と。
阿部雅世さんの Haptic Project にヒントを得たらしく、確かに 1つの擬音に1つのイージング関数をマッチングさせて共有できれば、「え。思ってたのと違う…」という寂しい一言を耳にするリスクを減らせるはず。
といっても、ギュイーン とか プルプルっ とかって、人が抱いてる印象って千差万別なんですよね。だからこそ、作ったものがお客様の想いにマッチしたときの嬉しさは格別なわけ。
Tweener のアップデート停止宣言によって Tween 業界に激震が走ったとか走らなかったとか。というぐらい、Tweener が Flash にもたらしたモノは大きくて、我々は Tweener で賄ってたものを他の Tween エンジンに移植したりするケースが出てくるわけです。これに対して、そもそも Tween エンジンへの依存度を抑えた作り方をしましょうよ、というお話。なるほど。
最後に、トークセッションということで皆さんの実務についてのお話(以下)を QA 方式で。
スピーカーの皆さま、お疲れさまでした。
2009年7月の契約数(純増)で、3年ぶりにドコモに1位の座を明け渡したソフトバンクが、僅差ではありますが、8月は1位の座を取り戻しています。(電気通信事業者協会調べ)
そもそも、新規モデルの発売時期でもなかった7月に、ドコモに遅れをとった理由は何だろうか。地味に Android 端末の人気が高まりつつあるのか。iPhone 端末の品薄がダイレクトに響いたのか。
やはり後者だろう。
多数の芸能人や犬を使った地道なプロモーションの効果もあるかもしれないが、なんだかんだ言っても iPhone はソフトバンクにとっての大きなアドバンテージであることに変わりはない。他キャリアからのソフトバンクへの乗り換えは私の周りにも多くいたが、皆一様に iPhone ユーザと化していた。それほどに、端末が売れにくい今のケータイ市場における iPhone のバリューは大きいはずだ。
だからこそ、この状況下で端末の品薄というのは、完全なるミスと言わざるを得ない。マーケティング戦略の1つとして、市場に回す品数をある程度抑制しプレミアム戦略をとることは iPod でおなじみだが、「iPhone everybody キャンペーン」の終了が近づくこの時期にとるべき戦略ではないだろう。
とはいえ、2位陥落から1ヶ月で早くも1位の座に返り咲いている。相変わらず iPhone の品薄感は否めない状況での再逆転なだけに、まだまだソフトバンクとドコモ間の揺れは続きそうだ。それにしても、累計ではソフトバンクは au にも届いてないことに驚いた。
先日、大学卒業後に入社した会社でお世話になった大先輩と久しぶりに食事をしました。彼は中国から日本の美大に入り、そのまま日本人として DTP、WEB の現場第一線を走ってきた人。齢50を迎える雰囲気を感じさせないパワーに、懐かしさと何となく嬉しさを感じつつ、あまり美味しくない中華を食べました。
彼には今、美大を出たばかりの新人デザイナーが1人ついているそうです。スピード不足は否めないものの、与えられた仕事を正確に且つ丁寧にこなしているのだけど、彼は新人くんに納得がいかないという。
おれが仕事を始めたころは、先輩の手伝いばかりだった。所謂、下積み。だからこそ、初めてデザインを1つ任されたときの喜びは、今でも忘れられない。それは確実に、今まで、これからの自分の支えとなる気持ちの1つだ。だけど、今の連中は自分の手仕事に喜びを感じていない。だから自分のクリエイティブに熱くなれないんだ。
と。下積みの要・不要は別として、自分の手元にある仕事に対して喜びを感じる人も、喜びの濃さも薄くなっているのだろうと、私も思います。それは、単純に作り手として社会人としての情熱が冷めているからではなく、技術やアプリケーションが成熟することで、早い内から、それこそ学生の時分から、作る喜びと、それによるある程度の達成感を得てしまっているからなのかもしれません。
モノ作りにこだわり、作り込むことに辛さと喜びを感じていた時代から、質より量の風潮にさらされる今、自分は何にヨロコビを感じたいのかを考えてみるのも必要なんだと思います。そして、それを感じさせてあげることも。
元ドコモの夏野剛氏、グリーの社外取締役に就任が正式決定したようだ。
グリーといえば、一時期の低迷期を乗り越え、モバイル上での無料ゲーム(アイテム課金) の成功でいわずと知れたいま右肩上がりの企業だ。グリーは元々 au(KDDI)との親和性が高く、デフォルトアプリとしても au 端末に搭載(EZ GREE)されるほどだった。
それが今回、元 とは言え、ドコモのトップにいた夏野氏を社外取締役に迎え入れる形となった。この動きが意味するところは何だろうか?
gree の現状、市場動向を鑑みても、モバイルでのユーザの獲得、市場の拡大を進めることに異論を挟む余地はない。夏野氏の持つドコモ、ドワンゴでの経験と対海外戦略を gree に取り入れ、船首を内から外に転換する日も近いのかもしれない。