ついに Flash Player 9 をフルサポートするケータイが発表されてます。
Nokia のスマートフォン「Nokia N900」。
日本市場では、まだ十分な市民権を獲得できていないスマートフォンなので、コンテンツやサービスプロバイダにドラスティックな変化は無さそうだけど、いずれどのケータイもフルサポートの Flash(swf) が動くようになるんでしょう。そう遠くない未来に。
そうなると、現状のモバイルコンテンツの Flash デベロッパー(Flash lite ゴリゴリの方)の現場は、どこかでフルサポートの開発にシフトする必要性に迫られる。基本的に Flash lite 市場のメジャーバージョンが ver.1.1 や ver.2 だったりで、最新バージョンの Flash(AS3)と比較すると、単純に言語仕様も作り方にも差がでてくる。
また、これによって Flash lite の必要性がなくなると、モバイルと PC のデベロッパーの棲み分けがなくなるのは必至。ゲームや映画、CM 業界から、Flash(PC)市場に人が流れてきたのと同じように。 PC は PC で HTML5 によって Flash の持つアドバンテージが薄れると囁かれる中、Flash コンテンツ全体の市場価値は、モバイルでのフルサポートにかかってくるのかもしれない。
ケータイ鎖国して国内でキャリア対決してる場合じゃなく、キャリア各社もガツンとすごい端末を期待してます。