12日、Google が次世代検索エンジン(コードネーム「Caffeine」)を発表した。
正式リリースは先であり、現時点では既存エンジンとのリプレースはされていない。Caffeine は、ココから見ることができる。
雑感としては、アナウンスされているとおり、検索インターフェースも結果表示も検索オプションの設定画面にも差がない。また、検索結果の上位サイト(10位程度)にも大差は見られなかった。
敢えて異なる点を挙げるとすれば、いくつかのキーワードで検索結果を比較してみたところ、ヒット件数に若干の差が見られる。
ワード:”google” を検索
- 既存エンジン: 約 2,250,000,000 件
- Caffeine: 約 2,600,000,000 件
ワード:”覚せい剤” を検索
- 既存エンジン: 約 3,270,000 件
- Caffeine: 約 6,020,000 件
上記だけを見ると、Caffeine の方が有効データ量、インデクシングの最適化が優れているのか?と思われるが、正直なところなんとも言えない。なお、検索速度については、厳密に同環境での比較ができないので件数のみを記載している。
結局のところ、グーグルのデベロッパが「ほとんどの利用者は検索結果に違いがあることに気づかないだろう」と言うとおり、ユーザ視点では何も変化を感じることは無さそうだ。
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