‘service’ カテゴリーのアーカイブ

あの人にも写真を届けよう picwing。

2009年7月26日 日曜日

撮った写真をメールで送ると、指定した住所に現像した写真を郵送するサービス 「picwing」。

「やっぱり写真は現像してアルバムに」、「おじいちゃんとおばあちゃんに孫の成長を写真で」という人は少なくないはず。
そんな人には、フィルム写真と比較してデジカメだとどうかといった点は別にして、その手軽さは素敵だ。
金額も、海外なので別途輸送費がかかるが、1枚当たり $0.20 だから、コンビニでデジカメプリントするのと大差ない。

これは写真をプリントするサービスだけれど、動画をメディアに焼いてラベリングまでして届けるのはムリだろうか。

例えば、結婚式。先日出席した式でも、iPhone で動画を撮ってるゲストがいた。
結婚式は顕著な例だが、写メやケータイムービーで他人を撮るのは、場の雰囲気だったりノリだったりすることが多いと思う。
そういう場合(私の場合)、消すに消せないデータが結構バカにならないぐらい溜まってしまう。データをあげる、というのが一番スマートな解決方法ではあるが、その「場」から遠ざかるほど、また時間が過ぎるほど、データへの熱量の冷え方も大きい。

これに対して、もし写真も動画も郵送してくれるなら、あまり深く考えずにデータを投げることができる。
YouTube やニコ動のセレクション DVD なんていうのも作れたらいいなぁ。

購買意欲をそそるTシャツ販売サイト Tee Fury。

2009年7月20日 月曜日

TeeFury

おもしろい EC サイトが紹介されていた。

via: 一期一会的なデザインTシャツ販売サイト『TEE FURY』

紹介文のとおり、まさしく一期一会。1日1デザインのTシャツを紹介し販売するサイトだ。
いわゆる「限定モノ」としてデザインTシャツを販売するサイトなのだが、1日1デザインという「時間」での区切り方が何とも絶妙に購買意欲をそそる。
また、販売終了となったデザインもしっかりとアーカイブされていて、今回は逃さず買おうという衝動買いに近い気持ちを煽る。

オリジナルデザインのTシャツ販売サイトというと、国内でも幾つかあるが、よく見かける EC サイトと差がないのが現状だ。低価格商品が増え、大衆の購買意欲が落ち込む今、何らかの差別化がないと、短い商品サイクルで多様なデザイナとコラボレーションを始めているユニクロや、価格を落として且つデザイン向上を図る西友やしまむらなどの量販店へのアドバンテージをとることはできない。

そんな中、デザイン性の判断(気に入るか/気に入らないか)に、”購入スイッチの制限時間” が加わることで、購入へのテンションを上げる、というアプローチはおもしろい。

mixi モバイルのリターゲティング広告配信。

2009年7月11日 土曜日

ミクシィが、広告主の PC 向け Web サイトと mixi ユーザに、mixi モバイル側でリターゲティング広告を配信するサービス「mixi byクライアントプラス Mobile」を開始した。

文章にすると何だかややこしいのだが要約すると、このサービスを受ける企業サイト(広告主)に対しユーザがアクセスした場合、そのユーザの動向(消費傾向)をモニタリングして、後日ユーザが mixi モバイルを使用した際に関連性の高い広告を表示させるというもの。
これによって、広告主のサイトにアクセス経験があるユーザ、つまり広告主のプロダクトに興味を持っているユーザに対して、効率よく商品紹介や広告主のサイトへの再訪を促すことができるというメリットがある。

モバイルユーザが PC ユーザの約3倍(※2009年1月)もの PV 数が現状となるミクシィにとって、モバイル側での高精度の広告配信サービスを提供できるのは、企業側としては非常にメリットが高いと予想される。

ただ、前述の僕の解釈に誤りがなければ、極端に言うと「ブラウジングは基本 PC で、mixi はモバイル」なユーザに対してのみ効果を発揮するということになる。軽量・安価なネットブックが売れているとはいえ、若年層が主となる mixi モバイルのユーザ層のどれだけがこのような条件を満たしてくれるのだろうか。

リターゲティングについては、高広さんのサイトがとても分かり良いです。