mixi モバイルのリターゲティング広告配信。

ミクシィが、広告主の PC 向け Web サイトと mixi ユーザに、mixi モバイル側でリターゲティング広告を配信するサービス「mixi byクライアントプラス Mobile」を開始した。

文章にすると何だかややこしいのだが要約すると、このサービスを受ける企業サイト(広告主)に対しユーザがアクセスした場合、そのユーザの動向(消費傾向)をモニタリングして、後日ユーザが mixi モバイルを使用した際に関連性の高い広告を表示させるというもの。
これによって、広告主のサイトにアクセス経験があるユーザ、つまり広告主のプロダクトに興味を持っているユーザに対して、効率よく商品紹介や広告主のサイトへの再訪を促すことができるというメリットがある。

モバイルユーザが PC ユーザの約3倍(※2009年1月)もの PV 数が現状となるミクシィにとって、モバイル側での高精度の広告配信サービスを提供できるのは、企業側としては非常にメリットが高いと予想される。

ただ、前述の僕の解釈に誤りがなければ、極端に言うと「ブラウジングは基本 PC で、mixi はモバイル」なユーザに対してのみ効果を発揮するということになる。軽量・安価なネットブックが売れているとはいえ、若年層が主となる mixi モバイルのユーザ層のどれだけがこのような条件を満たしてくれるのだろうか。

リターゲティングについては、高広さんのサイトがとても分かり良いです。

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