MT・DDC FUKUSHIMA に行ってきたよ。

福島での初勉強会に参加してきました。
MT DDC Meetup Fukushima ということで、基本的には終始もう、MTでいいじゃん。的なおはなし。ぢつは、MTについては MT3 頃にちょろっと使った記憶しかなく、MT5.1 のことや、ましてプラグイン作ってみるとかサッパリノータッチできてたので、とても興味深くおはなしに耳を傾けさせていただきました。

ということで、各セッション単位でざっくりメモ。

ボクが MT をすすめるワケ 〜蒲生 トシヒロさん〜

MT と WordPress を幾つかのポイントで比較してみるという内容。ざっくり言うと、CMS としてのデキとしてのポテンシャル・ユーザビリティ・セキュリティ共に大差はない、と。まぁ、そりゃ大差はないですね。ライセンス形態が違えばセキュリティ対策が異なるのは当然といえば当然なわけで、結局のところチョイスの決め手は好みだったりするのかなという印象。 流れ的な点からすると、HTML5 のフォローアップをどこまでいけるかっていうのが、いま(とこれから)シェアをつかむ上での 1 つのポイントになるんでしょうね。

ただ、自分がいま選ぶとすると、テーマやプラグイン周りで MT に手を伸ばしてみたいと思う。インターフェースがこなれてるというのもあるけど、デモを通して見るだけでも WP より良さげだなぁと。ま、これも主観ですが。

MT 5.1 の新機能 〜金子 順さん

お題のとおり、新機能のおはなし。機能についてはボクがここでゴニョゴニョとにわかメモを並べなくてもアチコチで見れるのが割愛。

金子さんのセッションでおもしろいなと思ったのは、「ウェブサイトを小さくはじめて、大きく育てる」と仰っていた点。これ、けっこう大事。特に、中小企業なんかはウェブにお金かけたくてもかけれない。でも、なんか目立つことやらなきゃ、っていう気持ちだけが先走って、変に大風呂敷広げてみたり、制作サイドにムチャぶりしてみたりっていうお話を耳にすることが多い。

そういう時に、このマインドを持ってることで、サイトを文字通りどう作ってくのか、ブレない軸が見つけ易くなると思う。

プラグインで何がデキル? 〜藤本 壱さん

いろいろできるんですねぇ。いろいろできる反面、留意点としてバッティングには気を付けましょうね、と。

ライトニングトーク×4

Dreamweaverを利用したMTテンプレート制作の効率化 〜國分さん〜

DW の機能拡張を使うとか、コードスニペットを使うとか、いわゆる制作のキモのおはなし。何よりも、國分さんのジャパネットたかたの中のヒトばりのプレゼンにドキドキしてしまって良く分からなかったり。思わずツイートしちゃったら、知らぬ間に広がってた…。國分さん、ホメ言葉として受け取ってください。ホントに。

MT プラグインでテーマ機能をより実用的に 〜ガジロウさん〜

テーマのとおり、実用面に特化したおはなし。そのため、非常にライトな部分しか知らないボクには、少々難しかったです。

管理画面のカスタマイズプラグイン 〜赤井さん〜

MTAppjQuery スゴい! 普通にスゴい。 実用面では多少気になるポイントはあるけど、コスト押さえてユーザビリティを上げるにはかなり有効なプラグインですね。

プラグインで複雑な検索機能を実現 〜タカタ社長(再)〜

CustomFieldsSearch です。これもイイなぁ。検索系サイトであれば、検索オプションをどこまで付与するかって重要だったりするのだけど、それを容易に実現できるっていうのは素晴らしいですね。実用に耐えうるパフォーマンスが出るのかがポイントかな。

あなたの知らない MT プラス α 〜野田 純生さん〜

ざっくり 2部構成のセッション。1部は MT 絡みの技術的なおはなし。2部はウェブビジネスについてのおはなし。今回のイベントは MT バンザイなイベントなわけだけど、当初ボクが一番聞きたかったは、ぢつはこの純生さんのビジネスのおはなしだったりする。

関西トークで期待通りおもしろいおはなしを伺えたのだけど、いくつか記憶に残ったことを挙げておく。

    しゃがまないと飛べない
    ・シフトチェンジに当たって、準備にかける時間やお金をケチらないこと。
  • 2回実現できなかった目標は3回目もできない
    あきらなめければいつか達成できるだろうけど、考え方や動き方を変えることも必要。
  • 何かするかではなく、何を捨てるか
    この考え方はおもしろいなと。

以上。
総括としては、やっぱり「もう、MT でいいじゃん。」てことになる。とりあえず、このエントリも約1年ぶりのエントリになったわけで、MT に移行してみようかなと思ったり。

スピーカーのみなさま、運営のみなさま、お疲れさまでした。

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