Chrome OS への MS の解。

Google による初の OS となる Chrome OS の公式アナウンスから間もないが、Microsoft が1つの解を持っているようだ。

via: Microsoft、ブラウザベースOS「Gazelle」を開発中

1つの解というよりも、まだ推測と捉えても良いような文体で記されてはいるが、記事によると、MS もネットブック向け(=ブラウザベース) OS の提供を視野に入れており、既にプロジェクトは進行中であるとのこと。

爆発的に市場が拡大傾向にあるネットブックにおいて、MS が OS のメインストリームとしての地位を、そう易々と手放すワケは無い。そう考えると、当然 MS のこの対応は当然の流れなのかもしれない。

ただ、MS は今日まで Chrome OS に対する公式コメントも発していない。
MS にとって、Chrome OS のコンセプト・マイルストーンは想定内だったのか。それとも、想定の枠を超えていたのか。MS が公式コメントを発していないことを、元祖ジャイアントの余裕と捉えるか、Chrome OS の脅威に怯え開発を粛々と進めていると捉えるか。

この状況になると、肝いりの Win7 の存在感がだいぶ霞んでしまいそうではあるが、Win7 の市場評価もネットブック向け OS 戦線に少なからず影響を及ぼすことは必至だろう。

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