HTML5 による Flash 不要論が上がりつつも、時期が時期だけにまだ致命傷を負っていないわけだが、この対立について、Life is beautiful の中島さんがエントリされていた。
エントリは、Flash vs HTML5 の様相にモバイル(スマートフォン)マーケットの状況を加え、Adobe vs Microsoft vs Google vs Apple の4つ巴に注目したものだ。ただこれは、先の MAX のアナウンス(Adobe が CS5 で iPhone アプリのパブリッシュを実現可能とする)より前のエントリのため、今だと若干異なる予想になるのかもしれない。
スマートフォンへのコミットに一歩出遅れた感のあった Adobe が、iPhone に Player を載せることは出来なかったとはいえ、アプリ開発側から喰らいついたカタチとなった。やはり Apple 側の制約はある程度出てくるのだろうが、大きなひとくちになりそうな期待はある。
さらに、この iPhone へのアプローチの仕方を考えると、HTML5 についても同様に、「Flash から HTML5 をパブリッシュできます」 というアナウンスを耳にする日が現実味を帯びる。