アメリカで開かれている Adobe MAX で、Flash CS5 で iPhone アプリのパブリッシュが可能になるとアナウンスがあった。詳細は Adobe Labs から確認できる。
アナウンス後から Flasher の間で祭な雰囲気が流れ、ブログエントリも多数見られた。iPhone アプリ関連についてはその辺りに任せて、iPhone アプリをパブリッシュできること以外の CS5 の新機能にフォーカスしてみる。
主な新機能は次の 5 点。
Text Layout Framework(TLF)のビルトイン化
Flash Player 10 から可能になった TLF が、CS5 ではビルトインとして利用が可能になる(CS4 では MXP 提供される TLF をインストールする必要がある)。
XML ベースの FLA ファイル
FLA ファイルのメタデータが XML ベースで管理されるということ(?)。これによって、FLA のバージョン管理を可能とし、チームデベロップが容易に。
コードスニペットパネル
事前に作成済みのソースコードを、プロジェクトで利用可能となる。
Flash Builder との統合
Flash の ActionScript エディタとして、Flash Builder を使用可能に。Good bye アクションパネル!
Action Script エディタの改良
ネイティブクラスだけでなく、カスタムクラスのコード品とや自動補完が可能に。Welcome back アクションパネル!
正直なところ、機能面ではコレといって興味深い機能アップがあるとは感じられなかった。やはり iPhone アプリのインパクトに集約されるといったところか。 願わくば、CS5 がリリースされる頃の iPhone には、Flash Player が載って欲しい。